06_筋肉食堂式『食べる筋トレ』

筋肉食堂式『食べる筋トレ』vol.2 はじめに<後編>

はじめに  02


じつは、痩せるためにいちばん効率がいいのは、筋肉をつけることです。

筋肉をつけると代謝が上がる。
詳しくは本編で述べますが、代謝というのは、食べたものをエネルギーに変える力のことを言います。

代謝が上がるということは、クルマで言えば、小型エンジンを大型エンジンに交換するようなもの。

少ししか走っていないのにガソリンをたくさん
食うようになる。
つまり脂肪を燃焼しやすい体になります。
筋肉がつくと、一時的に体重は増えるかもしれません。

なぜかというと筋肉は脂肪よりも重いからです。
でも見た目は明らかに締まって見えるはずです。

それだけでなく、若々しく、パワフルな印象を与えることができます。


また、筋肉質のしまった体は
「仕事ができる人」「信頼できる人」
という印象を周囲に与えれます。

引き締まった体は、「自己管理の象徴」でもあり。


誰だって、たるんだ体の人と、引き締まった体の人が並んでいたら、引き締まった体の人と仕事をしたくなると思います。

実際、優秀な経営者や起業家の多くは激務の日々のなかでも、時間も作り体を鍛える時間は必ず確保しています。

それくらいの意志の強さやタイムマネジメント力がなければ、仕事で成功することなどできないでしょうし、「筋肉は最強のビジネススキルである」というのは、
まさに言い得て妙だと私は思います。

ここまで読んで、「なんだかハードルが高そうだな」と感じてしまった方もいるかもしれませんが、安心してください。


本書は筋トレを行うことを前提とした食事術を紹介する本ですが、決してハードなトレーニングは必要ありません。

その代わり、
日々の食事にちょっとした工夫をすることで、
最小限のトレーニングの効果を
最大化し、
体型を劇的に変えるためのメソッドを紹介する本です。


また、筋トレを行う人(以下、トレーニー)向けの食事術は、複雑な栄養価の計算や細かい記録を求めるものが多いです。

毎年新しい理論が発見され、今だに筋肉痛の原因さえも解明されていません。

多くの人、特に忙しいビジネスパーソンにとって、継続することは容易なことではないと思います。

よほど好きでなければ、途中で挫折してしまうこともあると思います。

そこで本書では、食べるべき食材と、そのタイミング、食事の際のコツなど日々の中で簡単に取り入れられる工夫を中心にお伝えすることで、計算や管理などをしなくても、筋肉がつく食事の仕方を解説していく本です。

なので、ベテランのトレーニーだけでなく、
これから筋トレを始めようと
考えている人、
すでに筋トレをしているけれど、あまり効果が出ない
初心者の方にも簡単に実践してもらえるはずだと思っています。


「食事を変えたい」という人のファーストステップとして見ていただけると幸いです。

本書では、タンパク質をお腹いっぱい食べながら、自分の思い描く理想の体型に確実に変革する方法を紹介していきます。

いわば「食べる筋トレ」です。


正しい食事と正しい筋トレを続ければ、徐々に脂肪が筋肉に置き換わっていくはずです。


そして、体型が引き締まれば、あなたの人生は確実に変わリます。

自信がつくだけでなく、周囲からの見られ方が劇的に変わります。

僕は、これまで自信がなかった人が「食べる筋トレ」によって、人生を劇的に変えてきた場面をたくさん見てきました。


ぜひ、あなたにもその奇跡を起こしてほしいです。


人間は食べたものでできています。

今日の食事が明日の自分の体、そして輝かしい未来をつくります。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP